インターネットが遅い
10年以上前に引いたSo-net(Bフレッツ)がドコモ光に転出してからどんどん遅くなっておりました。
最近では1Mbpsを下回ることが多く、実用上支障が出ることが多くなってきました。
少々制約があって、他のキャリアへの乗り換えができずにいました。
現在の環境と乗り換えの制約条件
環境としては、回線はBフレッツで、プロバイダはSo-net、2年くらい前にドコモ光に転出しました。
乗り換えの制約条件は、以下の3点でした。
- 固定電話の番号を変えたくない
- So-netのメールアドレスをそのまま継続して利用したい
- インターネットの遅さを何とかしたい
希望としてはSo-netのNuro光に乗り換えて、So-netを継続利用することだったのですが、固定電話の発番がひかり電話の発番になっていて、今のドコモ光から転出してしまうといったん解約になるので、同じ電話番号は使えないとのことでした(ひかり発番なのでアナログ戻しもできず)。
この辺、早く改善して欲しいのですが、まだまだ時間がかかりそうです。
ドコモ光で増速
制約条件を満たしつつ速度を上げるには、ドコモ光で増速するしかないことがわかり、本意ではないのですがドコモ光で増速することにしました。
インターネットが遅い原因は判明しており、IPv4のPPPoEが詰まってしまっていることなので、ここから脱却したいと思っておりました。
申し込み手続きをしている際に、色々気づくことがありましたので、ご説明いたします。
100MbpsのBフレッツだと思っていた足回り回線ですが、いつの間にか1Gまでいける、フレッツ光ネクストに対応済みとなっていました。
(また、フレッツ側のIPv6オプションはすでに有効となっていました。
これは以前ドコモ光に変更した際に有効になったようです)
特に申し込みをしたわけではないのですが、ずっと利用してきたONUを交換することなく、IPv6が利用できる環境になっていました。
これを知っていればドコモに増速をお願いする前に試したのですが、手続きが終わってから気づいたので、ちょっと残念。
NTTのひかり電話用のルーターはRE-200NEだったのですが、インターネット接続には、BaffaloのWXR-1900-DHP2を利用していたので、IPoE(DS-Lite)を利用できる環境が整っていました。
※ドコモ光で増速しなくても、So-netにIPoEの申し込みだけすれば、速くできたということになります。
実際の設定作業
IPoEを利用するには、プロバイダ側が対応している必要があるのですが、So-netも最近対応できるようになっています。
必要な申し込みは、So-netへのIPoE(DS-Lite)への申し込みとなります。
これを申し込む前後で割り振られるIPv6アドレスの先頭が以下のように変化します。
変更前 2408:.:….
変更後 2409:.:….
2409で始まるIPv6アドレスは、NGN網内で他の接続箇所につなげることができるアドレス帯となっており、2409で始まるアドレスが割り振られていれば、IPv6で通信ができます。
早い人で数時間、私の場合はSo-netへの申し込みの翌日に、2409から始まるIPv6アドレスが割り当てられ、スピードテストで測ったところ80Mbps前後の数字が出ていました。
ドコモの開通工事は一週間後の予定なので、無理に増速しなくてもよかったのではと思っています。
ドコモからルーターRE-500KIが届きRE-200NEと交換したところ、NTTのひかり電話からドコモ光電話に切り替わり、無事に動いているのでいいかなと。
余談ですが、NTTルーターの型番はREで始まるものがONU分離タイプでPRで始まるものがONU一体タイプです。
今So-netのホームページでスピードテストをしてみたら、下記の速度が出ているので、まあ良しとしましょう。
ドコモ光ファミリー・ギガラインタイプなので、毎月の利用料が500円アップしてしまうのが残念と言えば残念。
ともあれ、しっかり増速できたので、サイト作成が捗りそうです。